何が終わったかって?
これです。
いやあホントにホッとしました。行事企画の裏話(愚痴)になりますが、このシンポジウム企画時からテーマ・コンセプトがまとまらず、難産でした。
面白いテーマだけど、具体的にどう実施するか…、誰に話して貰うか、バラバラにならないようどう配慮するか、PR・広報の文章をどう表現するか? ? など、企画が前に進まないで何か月か過ぎ、時間に追われるようになって、やっと形ができてきたんです。
とにかく色々問題がありました。例えばパネリスト席のレイアウト。昨年ほぼ同時期に同じ会場で開催したシンポジウムは、
このように演壇上に、パネリスト4名の方とコーディネーター合わせて並んでもらってました。
しかし、今年はスライド使用の発表があり、この状態にスクリーンが入ることになり、そんなスペースは取れないので演壇上のレイアウトを考え直すことが必要でした。 で考えていたレイアウトが当日会場準備で「その案は良くない」と修正を余儀なくされ……。
また間の悪いことに、この時期新型肺炎の感染者が和歌山で複数人確認され、ミニパニックにもなりかねない状況。開催前日に「中止しないのか?」との問合せも入るし、 若干気にはなりましたが、世間でも未だイベントの中止という流れはなかったので、特に悩まずに開催を決断していました。 当日の参加キャンセルはかなり出るかも、とは思っていました。
会場準備には、
シンポジウムタイトルの垂れ幕設置や、
登壇者名の縦垂れ幕の設置などもあります。
なんだかんだでも、時間となれば
開場です。受付ではマスク姿が多いですね。
開会前で
席は7~8割くらいの入りでしょうか。このご席はびっしり満席となります。
この満席感を得るには、それなりに会場の席の配置は工夫しました。この会場の広さからの収容人員は当日参加者数の倍以上はあります。(イス席だけにする)それを机イスのセット配置とし、3人掛けも出来る机にイス2脚のセットで置き、席はゆったりと座れるようにしています。
また来場者も事前申し込み数に、申込なしで当日参加の方をある程度見込んで用意しています。
ここで色んなイベントでこれまで無かった写真を
私です。いつもは私はカメラを撮る立場で写ることはなかったです。今回開会当初はカメラを他の方に預けていたので、こんな写真がカメラニ納まっていました。
パネリストの発表では、
まず葛城修験について修験者さんからの発表です。
続いて大学の先生から、西国巡礼について、修験との関係を考察しながらの発表が、そして地域の歴史を研究している方は、
自分が実際に歩いた葛城の峰々について報告されます。
そして高野参詣の道において、保存・活用の活動をしている団体の代表からは、歴史の道を守り・活かすことについての
提言がされました。
それぞれ違った立場で中身の濃い発表でした。
ここまででかなり時間が押していたのですが、各パネリストの発表が終わって休憩の後、
ディスカッション、というか補足発言にコメント、提言などを短時間で話してもらい、会場からの質疑も受け…。
コーディネーターがしっかりまとめてくれました。
終わってみれば時間ぴったり。
遅れてきた参加者には、当日配布の資料が足りなくなり大分不満を言われてしまいました。参加者数と資料数との勘定が合わないんですが。
当日参加者が予想外に多かったことと、初めの頃、「来れない人から資料を貰ってと頼まれてる」という人にも資料を渡したり、その辺が合わない原因の一つでしょうか。ある程度ゆとりを持って用意していた積りなんですが。運営上での不手際、バタバタはどうしても生じます。
シンポジウム終了後の後片付けでも、消灯・施錠で迷ったり、バッグを誰かが間違えたり…、バタバタはありました。
でも終わりました。
今回のイベントではいつもより疲れました。
終わってホッとして、家で酒を飲み、コテンと寝て。 夜中に目が覚めしばし眠れませんでしたが、いまゆったりした気分です。
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