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2018年9月13日 (木)

JAL鶴丸マークの商標権裁判に勝訴

久し振りの知的財産権の話題です。

内容は、Jpg 写真のタクシー会社のロゴが、JALの鶴丸マークに似ているので、JALの有する商標権に基づき、このタクシー会社のマークの使用禁止を求めた裁判についてです。

東京地裁での判決は、タクシー会社の商標権侵害を認めたものでした。

裁判になる前に話し合いは有ったんでしょうが、合意を得られなかったということでしょうね。

争点の一つにこのマークがJALのマークと似ているかどうか?があります。

皆さん、どう思われます?  訴えられた会社は「似ていない」と主張したようですが。

どう考えても「似てる」と思いますよね。

で、もう一つの争点が、「先使用権」だったらしいです。JALが商標権を取る前からこのマークを使っていた、後から権利取っただけで元からやってた商売を否定するのは無茶や。というような抵抗です。

 これについては、JALが’65年からこのマークを使っており、’77年創業のタクシー会社がこれ以前から使用していたと言えないとの判断です。 なぜこんな主張をしたのでしょうか、私の推測ですが、JALが経営不振の一時期、鶴丸ロゴマークを使っていない時期があり、使用再開は別の時になってます。この会社は多分、使用休止の時期にロゴを使い始めたものでしょうね。でも使っていない時期があっても権利は続いていますから、こんな主張は通りません。

ついでに知財の話題を。(あまり面白くないですが)

このニュースとほぼ並んで、「堂島ロール」の裁判の話がネットで載ってました。

「堂島ロール」を製造販売している、モンシェールと言う会社が「堂島プレミアムロール」という商品が似ていて紛らわしい、販売を中止するように、と訴えた裁判が、原告勝利との判決が出た、ということでした。

「堂島ロール」と「堂島プレミアムロール」、ウーンやっぱり似ているでしょうね。

堂島ロールの高級版という感じですね。

でもこういう裁判って結果論で当たり前のように見えますが。堂島ロールって、堂島って地名とロールケーキのロールを取って名付けただけで、特殊性・特有さは乏しいです。

そうすると、「堂島ロール」という名前が、どれだけ皆に知られているか?ということが権利化とか権利行使に大きな要素となります。

今回の裁判所の判断は「堂島ロール」は一般によく知られている、「堂島プレミアムロール」は堂島ロールの高級版との誤解を生む恐れが強いとしたものです。

ところで、堂島ロールについては、以前にも裁判が話題になっていました。 確か堂島ロールが敗訴したはずです。

調べてみました。店名の問題でした。 今、堂島ロールを製造販売している会社の名前は、「モンシェール」といいます。モンシェールの名前も堂島ロールの会社としてそこそこ知られているように思います。しかし実はこの会社2011年頃は「モンシュシュ」という名前の会社だったんです。

これが、「ゴンチャロフ」という菓子メーカーの持っている商標権に抵触すると訴えられて高裁まで争った結果、負けてしまい、店名をモンシェールに変更したのです。

モンシェールで十分やっていけてるようですね。


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